つなぐ不動産株式会社

日当たりがよくない

日当たりがよいかどうかは買い主にとって重要なポイントです。日当たりがよければ洗濯物が乾きやすい、暖房を使わなくても冬場を暖かく過ごせるなど、様々なメリットがあります。日当たりが悪く影になりやすい土地は売れにくい傾向です。

価格が高い

土地の広さが適切でない

土地は広すぎても狭すぎても売れ残りやすくなります。広すぎる場合には隣接する土地や家との間隔があくので日当たりがよくなる、土地活用の自由度がアップするなど様々なメリットがあります。その反面、土地代や固定資産税が高くなるため買主の負担が増えてしまいます。

また狭すぎても、建物を建てたいと考えている人にとっては、駐車スペースや庭を確保できないといった問題が発生しかねません。このように土地の広さが適切でない場合は売れ残りやすくなるのです。

土地の形が不整形

広さだけでなく形も重要な要素です。形が長方形や正方形のように規則正しい整形となっていれば、建物を設計しやすく建てやすいというメリットがあります。

一方で形が台形など不整形である場合は建物を建てた際に無駄なスペースができてしまう、建物を建てる条件に制約が出てしまうなどといった点から売れにくくなってしまうでしょう。

災害の影響を受けやすい

低地にある、周囲に山がある、水はけが悪いなどといった土地は、大雨や台風で土砂災害や浸水の被害に遭う可能性があります。このように災害の影響を受けやすい場所にある土地は売れにくくなるでしょう。

不動産会社の対応や営業力不足

土地が売れるか否かは不動産会社の営業力、アピール力次第でもあります。対応力のある不動産会社であれば、豊富な経験から培ったノウハウで土地の魅力を引き出してアピールできます。しかし、不動産会社の営業力が低い場合、土地の魅力が周囲に伝わらないため売れ残る可能性があります。

境界線が不明瞭

境界線があいまいで不明瞭な土地は近隣住民とのトラブルのもとになりやすいため、敬遠される傾向にあります。

土地が広すぎる場合には分割する

土地が広すぎて買い手がみつからない場合には、土地の分割を検討しましょう。広すぎる場合には住宅を建てようと考えている人にとって、土地代や税金が高くなる、スペースを余らせてしまうといった困りごとが出てくるためです。

境界線を明瞭に

境界線が不明瞭な場合は、測量を行って高低差や面積を図面化する必要があります。近隣住民とのトラブルを回避するだけでなく、査定の際にも必要となるためです。売却したいのであれば、境界線はきちんと把握しておくことが大切になります。

隣接する土地を購入し広さや形を整える

敷地が狭い場合には隣接する土地を購入し、面積を広げて売りに出すのも1つの方法です。また台形など不整形な土地も隣接する土地を購入して整形地として売りに出せば買い主がみつかることもあります。

自治体や隣接する所有者へ譲る

自治体に活用のメリットがある場合には、土地を寄贈するという方法もあります。また隣接している所有者が土地を欲しいと思っている場合に譲ることもできるでしょう。

売り出し価格を見直す

どうしても売れないとき、価格が適正かどうかをもう一度見直してみましょう。エリアの相場や他の類似した条件の土地の価格を比較し、適正と思われる価格で再度売りに出してみるのも1つの方法です。

不動産会社を見直す

不動産会社の対応や営業力、アピール力に不満を感じたら不動産会社を変えてみましょう。地域密着型のサービスを展開している会社であれば、そのエリアでの営業の仕方、またアピール方法に精通しているため、土地の魅力を最大限に引き出した宣伝を打ち出してくれるはずです。

買取も選択肢に

手を尽くしたものの結局売れなかった場合には、買取も視野に入れてみましょう。買取であれば買い主が不動産会社となるため、買い主を一から探す手間が省け、手続きもスムーズなので早期に手放すことができます。売却よりも価格が低くなる傾向にはありますが、仲介手数料がかからないのもメリットの1つといえるでしょう。