遠方の実家を相続したらどうすれば良い?放置はいけません!
地方の実家を離れて都会で働いている方の中には、遠く離れた場所の実家を相続される方がいらっしゃいます。
そのような場合、遠方の実家はどのように扱えば良いのでしょうか。
今回は、遠方の実家を相続した場合の対応について解説します。
遠方の不動産を相続した場合どうする?
遠方の不動産を相続する場合は、実家を離れて都会で暮らしていた子供が、親が住んでいた家を相続するといったケースが多いです。
不動産は使用しているかどうかに関わらず、所有しているだけで管理費や税金などの費用が発生します。
そのため、不動産を相続した場合、売却を選択する方は多いです。
特に遠方の不動産の場合、何かあったときにすぐに対応できないことや、維持管理のコストが大きくなってしまうことから、売却するケースが特に多いです。
定期的に使用していたり、しっかりと管理できているのであれば必ずしも売却する必要性はないかもしれません。
しかし、使用する機会がなかったり、手入れに行くのが難しい場合は、早めに売ってしまうことを推奨します。
不動産は時間が経てば経つほど価値が下落してしまうため、売却を考えているのであれば早めに行動することが肝心です。
相続した遠方の実家を空き家のまま放置するとどうなる?
遠方の実家を相続すると、維持するにも売却するにも手間がかかってしまいます。
そのため、放置されてしまうケースは少なくありません。
しかし、放置することには多くのデメリットがあります。
劣化が進行する
空き家を放置すれば当然、劣化が進行します。
全く管理されていない建物は、少し見ない間に想像以上に劣化が進行してしまうことがあります。
特に台風などの災害に見舞われた場合は、管理されている建物に比べて崩壊のリスクが非常に高まります。
近隣に迷惑がかかる
手入れされていない庭では、草木が生い茂り、樹木が道や隣の家の敷地まではみ出してしまうことがあります。
他にも、虫や動物の住処となったり、犯罪のリスクが高まったりなど、近隣に多くの迷惑をかけてしまいます。
固定資産税を払い続けることになる
空き家は所有しているだけで、固定資産税が発生し続けます。
さらに、特定空き家に指定された場合は、通常よりも高い税金を支払うことになってしまいます。
まとめ
今回は、遠方の実家を相続した際の対応や放置するデメリットについて解説しました。
遠方の実家を空き家として相続した場合は放置せず、早めに売却するなどの対応をとりましょう。
空き家に関するお悩みは、お気軽に当社までご相談ください。