空き家の庭掃除はどうすれば良い?頻度や方法についてご紹介!
相続などで空き家を所有することになった方の中には、
「庭もちゃんと手入れしたほうが良いのかな」
「どのくらいの頻度で掃除をすれば良いのだろう」
とお考えの方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、空き家の庭に関して、放置によって起こるトラブルや掃除の頻度・方法をご紹介します。
ぜひご参考ください。
空き家の庭を放置することで起こりうるトラブルとは?
空き家の庭を放置していると、草木が伸びて荒れた状態になってしまいます。
そのような状態の庭では、以下のようなトラブルが起こる可能性があります。
・蚊や蜂が大量に集まる
・鳥による鳴き声や糞の被害
・においのある植物による問題
・敷地外に枝が飛び出して邪魔になる
・敷地外に伸びた枝が隣家の建物を傷つける
・ごみが不法投棄される
・放火のリスクが高まる
このように、放置された庭は多くのトラブルの原因となります。
また、こうした状態の空き家は「特定空き家」に認定される可能性もあります。
特定空き家に認定されると固定資産税の減免がなくなり、その不動産に対して支払う税金が高くなってしまいます。
周囲に迷惑をかけるだけでなく、自分自身も損をする結果となるのです。
空き家の庭を掃除する頻度や方法は?
空き家の庭では、春から秋にかけては雑草の処理を行い、冬は植木のお手入れを行うのが主な掃除となります。
雑草が伸びやすい季節は少なくとも月に1回は行うのが理想でしょう。
1回の作業にかけられる時間は、3時間程度が限度だと思われます。
そのため、放置された状態が長く続いて状態が悪化していると、1回の作業では庭のお手入れが終わらなくない可能性があります。
雑草が伸びきったときにまとめて掃除しようと考えるよりも、1回の作業で取り除ける程度の量にとどめておくのが良いでしょう。
いつか掃除しようと思って後回しにしていると、1人では処理しきれないほどに草木が伸びてしまったり、そのことによって近隣に迷惑がかかったりしてしまいます。
お手入れは、手が空いたときに早めに行うことを心がけましょう。
雑草を生えにくくするために除草シートを使用したり、砂利を敷き詰めたりすることも効果的です。
ホームセンターで購入できるため、手軽な割に効果を発揮します。
まとめ
今回は、空き家の庭を放置することで起こりうるトラブルや庭掃除の頻度・方法について解説しました。
庭掃除は、雑草がよく伸びる季節はできるだけこまめに行うのが理想です。
くれぐれも長期間放置せず、少しずつで良いので早い段階で手を打つようにしましょう。