抵当権抹消登記に必要な書類とその流れについてご紹介!
「抵当権抹消時に必要な書類が知りたい」
このような考えをお持ちの方は、多くいらっしゃると思います。
この記事では、抵当権抹消時に必要な書類と、手続きの流れをご紹介します。
抵当権の抹消をお考えの方は、ぜひ、この記事を参考にしてみてください。
抵当権抹消に必要な書類とは?
抵当権抹消に必要な書類を6つご紹介します。
1つ目は、登記済証または登記識別情報です。
こちらの書類は、自分でとりに行く必要はなく金融機関から送られる書類に含まれています。
2つ目は、登記原因証明情報です。
こちらは住宅ローンの完済が完了したことを示す書類です。
登記済証と同様に金融機関から送られてきますので、捨てずに取っておきましょう。
3つ目は、委任状です。
委任状とは、金融機関が不動産の所有者に登記手続きを依頼する書類です。
不動産の所有者が抵当権抹消の手続きを進めるためには、金融機関の同意が必要になります。
4つ目は、金融機関の資格証明書です。
こちらは住宅ローンを組んでいる金融機関の登記簿のことを指します。
5つ目は、抵当権抹消申請書です。
こちらの書類は法務局のホームページでダウンロードできます。
必要事項を記入したら、法務局に提出しましょう。
6つ目は、登記事項証明書です。
こちらの書類は、抵当権の設定されている不動産の登記簿上の内容を確認するための書類です。
抵当権抹消手続きに必要な書類は、再発行できるものもありますができないものもあります。
再発行できない書類を紛失した場合は、特別な手続きも必要になりますのでできる限り無くさないようにしましょう。
抵当権抹消手続きの流れをご紹介!
抵当権を抹消する際の流れは以下の通りです。
・ステップ1
まず最初に、金融機関から書類を受け取ります。
自分で用意する書類だけでなく、金融機関から送られてくる場合もありますので捨てずに大切に保管しておきましょう。
・ステップ2
提出書類を準備します。
必要事項の記入漏れがないように、記入したら確認することをおすすめします。
・ステップ3
抵当権抹消申請に関する書類を作成します。
こちらの書類は管轄の法務局によって、記入方法が異なります。
記入が間違っている場合は、やり直さなければならないこともあるので事前に相談して、ポイントを理解しておくといいでしょう。
以上で、手続きは完了です。
登記が完了するまでの期間はバラツキがありますが、1日から10日程です。
まとめ
この記事では、抵当権抹消申請の手続きの流れをご紹介しました。
抵当権をそのままにしておくと、様々なリスクが生じるため正しい手順で抵当権抹消手続きを行う必要があります。
抵当権抹消に関してお悩みがある方は、ぜひ当社までお気軽にご相談ください。