つなぐ不動産株式会社

任意売却をするとブラックリストに載るというイメージをお持ちの方は多いと思います。
しかし、この情報は誤りです。
任意売却とブラックリストには直接的な関係はありません。

そこで今回は、任意売却を行うとブラックリストに載ってしまうのかについてと、任意売却の注意点について紹介します。
ぜひ参考にしてください。

任意売却とブラックリストの関係

結論から申し上げますと、任意売却を行ってもブラックリストに載ることはありません。
任意売却とは、抵当権を所有する金融機関と交渉を行い、金融機関の合意を得てから売却する方法です。
金融機関の合意を得るという条件はあるものの、裏を返せば、金融機関が認めた売却なので、主な損失もなく、ブラックスリストに載る理由もありません。

任意売却により、住宅ローンの残高よりも高く売れたならば、金融機関はローンをすべて回収できるため何の問題もないのです。

では、どんな場合にブラックリストに載ってしまうのでしょうか。
そもそもブラックリストとは、金融機関が損失を受けないために共有している個人の信用情報のことです。
個人信用情報機関が個人の信用情報を集めており、その信用情報に事故情報ありと記載される場合にブラックリストに載るという表現を使います。

具体的には、ローンの延滞や返済が不可能な場合に事故情報ありと記載されます。

このように、ブラックリストに載るのは直接的に金融機関に損失をもたらした場合で、任意売却を行うだけではブラックリストに載るようなことはありません。

任意売却の本当の注意点

では、任意売却で本当に注意するべきことは何なのでしょうか。
以下より注意点を2つ紹介します。

1つ目は、住宅ローンが残る可能性があることです。
不動産は、年が経つにつれ資産価値はどんどん減少していきます。
そのため、任意売却の売却益では住宅ローンを返済しきれない可能性があります。

そして、返済しきれなかったローンには返済義務が生じるため、その後の返済ができない場合はブラックリストに載ってしまうかもしれません。

2つ目は、必ず売れるわけではないことです。
任意売却も他の不動産売却方法同様に買い主が見つからないことには売却ができません。
任意売却で売れなかった場合は、競売にかけられることになるので気を付けましょう。

まとめ

今回は、任意売却とブラックリストの関係と、任意売却の注意点について紹介しました。
任意売却を行うだけでは、ブラックリストに載ることはありません。
当社では、任意売却に対応しており、有利な不動産売却ができるようサポートさせていただきます。
任意売却に関するご相談はぜひ当社までお問い合わせください。