任意売却の期限はいつまで?任意売却の注意点もご紹介!
「任意売却ができる期間がいつからいつまでなのか分からない」
住宅ローンの返済に困っていて、任意売却を検討している方の中で、任意売却が可能な期間について知りたい方は、多いのではないでしょうか。
このような方のために、今回は、任意売却の期限と注意点について紹介します。
任意売却の期限
任意売却の期限が過ぎてしまうと、競売にかけられる恐れがあります。
競売とは、住宅ローンの返済が滞ってしまった場合に、債権者が不動産を強制的に売却して、返済金を回収することです。
競売を避けるために、任意売却の期限をしっかりと把握しておきましょう。
住宅ローンの滞納後
前提として、任意売却は、住宅ローンを滞納していないとできません。
ただし、任意売却を利用するために、住宅ローンを滞納するのはおすすめしません。
あくまで自力で完済できない場合のみ利用しましょう。
販売開始から約1年
任意売却の期限は、債権者によって異なりますが、販売開始から約1年と設定している場合が多いです。
競売の開札日前日まで
任意売却の期間は、住宅ローンの滞納後から競売の開札日前日までです。
競売の手続きが始まっても、競売の開札日前日までに買主が見つかれば、任意売却はできます。
任意売却の注意点
1つ目は、債権者の許可を得られない場合があることです。
任意売却には、債権者の許可が必要です。
ローン残債が売却価格よりも大幅に多い場合、債権者からの許可が下りない可能性があるので、注意してください。
2つ目は、信用情報機関に登録される可能性があることです。
住宅ローンを滞納し続けると、信用情報機関に登録される可能性があります。
信用情報機関に登録されてしまうと、借入やクレジットカードの審査に通過することが難しくなるでしょう。
3つ目は、連帯保証人の同意が必要であることです。
連帯保証人の同意がなければ、任意売却はできません。
そのため、連帯保証人と連絡が取れない場合、任意売却は不可能です。
4つ目は、競売にかけられる恐れがあることです。
任意売却の期限までに買主が見つからなかった場合、強制的に競売にかけられてしまいます。
このようなことを防ぐために、売却価格の値下げを債権者と交渉しましょう。
まとめ
今回は、任意売却の期限と注意点について紹介しました。
任意売却の期限や注意点を把握し、早めに任意売却することで、競売を回避しましょう。
任意売却をお考えの方で疑問点やご質問がありましたら、当社までお気軽にご連絡ください。