相続した空き家の固定資産税はこれから誰が払うの?
「空き家の固定資産税は誰が払うのだろうか」
「固定資産税を払わないとどうなるのか」
このようにお考えの方は多いでしょう。
空き家の固定資産税については正しく押さえておきたいですよね。
そこで今回は、上記の疑問を解決する情報をお届けします。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
空き家の固定資産税は誰が払うのか
空き家の固定資産税は誰が支払うのでしょうか。
1月1日の時点で、所有者として登記簿に登録されている人に支払い義務があります。
そのため、前の所有者が亡くなった場合には、相続人が支払う必要があります。
もしも請求が来ないという場合には、不動産がある市町村役場へ問い合わせましょう。
相続放棄をしていないのであれば、相続することになります。
以上が、誰が払うのかについてでした。
空き家の固定資産税を払わないとどうなるのか
では、固定資産税を払わないとどうなってしまうのでしょうか。
1つ目に、延滞金が発生します。
通常の税金だけでなく、延滞金まで支払うことになってしまうのです。
延滞金は、滞納日数が1か月未満の場合と1か月以上の場合で異なります。
そして、滞納期間が長くなればなるほど、延滞金も多くなります。
万が一支払いを怠ってしまった場合には、できるだけ早く支払うようにし、負担が大きくならないようにしましょう。
2つ目に、差し押さえの可能性です。
あまりにも長期間、請求を無視した場合には差し押さえられてしまいます。
空き家はもちろん、預金や給与まで押さえられます。
また、自動車やほかの不動産などといった、現金化できるものすべてが対象となってしまい、多くの資産を失うことになってしまいます。
とはいえ、差し押さえというのは自治体の最終手段です。
経済的に支払いが難しいという場合や、長期間滞納してしまったという場合には、窓口に相談しましょう。
そうすることで、分割納付の対応をしてくれたり、他の対策を提示してくれたり、柔軟に対応してもらえることがあります。
支払えないからといって放置するのではなく、まずは自治体へ連絡しましょう。
以上が、支払わないとどうなるのかについてでした。
まとめ
今回は、空き家の固定資産税について知りたい方に向けて、誰が払うのかについて、また、払わないとどうなるのかについて解説しました。
当初の疑問が解決されたのではないでしょうか。
今回の情報を活用し、固定資産税を支払いましょう。
ご不明点がありましたらいつでも当社へご連絡ください。